動画制作をはじめると、一度はやってみたくなるグリーンバックを使った合成。
なんとか手軽にできないかなと思って調べてみると、Filmoraというソフトでつくれるんですね
(※無料体験版でもつくれます)
グリーンバック自体も、アマゾンとかで売ってるやつじゃなくて、100均のフェルトで代用できるみたい。
ということで、さっそく作ってみた!こんな感じ。
ええ、元ネタはTwitterのサボテンが踊っているシリーズですね…笑
用意するもの

- フェルト(6枚くらい。お好みで!)
- ガムテープ(フェルトをつなげる用。色はなんでもよい)
- ハンガークリップ(完成したグリーンバックをつるす用)
- つっぱり棒(ハンガークリップをつるす場所がなかったら買いましょう)
フェルトはダイソーで買いました。それ以外はキャン ☆ ドゥ。
ダイソーだと、フェルトは濃い緑色と黄緑色のものがありますが、黄緑色のものがいいです。
試してみたのですが、濃い緑色だと、髪の毛や服が透けてしまいます(色が近いから)
ハリウッド映画のメイキングとか見てても、黄緑色のグリーンバックだしね。
100均グリーンバックの作り方

フェルト6枚を画像のようにガムテープでつなぎ合わせれば完成です。
あとはハンガークリップを使って、 つっぱり棒やカーテンレールに引っかけて撮影開始!
グリーンバックの前で撮影する

…う~ん、シュール(笑)
ポイントとしては、
- 動画のサイズは後からトリミングできるので、画像のように布団とかが入ってしまっても問題ない。
くらいですかね。
ただし、グリーンバックの中に、合成したくないものが入ってしまってはダメですよ!
私のような狭小住宅の場合、電灯のヒモが入ってしまいがちなので気をつけましょう(完成した動画を見ていただくと、ヒモがチラチラしているのがわかるはずです)
Filmoraでグリーンバック合成をする
いよいよ、お待ちかね!Filmoraを使って合成していきます。
※ソフトを持っていない人は、ここから無料体験版をダウンロードしましょう
まずは、メディアファイルをインポート

すると、こんな感じになります↓

背景にしたい動画や画像をトラック1にドラック&ドロップ

合成したい動画や画像をトラック2にドラック&ドロップ

トラック上で、合成したい動画や画像を右クリックし、「グリーンスクリーン」を選択

…すると!
右上のプレビュー画面を見ると、みごとグリーンバックの部分に背景が合成されていますね。
あとは、赤枠でかこった部分を調整して、不自然さをなくしましょう。

グリーンバック以外の部分をトリミング
トリミングしたい動画や画像を選択した状態で、トリミングボタンを押します。

アスペクト比をカスタムにして、グリーンバックの部分だけ枠内に入れるようにします

すると、こんな感じに。
プレビュー画面をみると、ちゃんと部屋が消えていますね(クロマキーの調整をしていないので、境目が不自然ですが)

トラック2と同じように、トラック3以降も動画を追加

あとは、お好みで音楽などをつければ完成です!
これは、つかえる!
いや~、すごい時代ですね…こんなに簡単にクロマキー合成ができるなんて!
スマホやパソコンを緑色の画面にしておけば、好きな動画をはめこむこともできるし、
背景をCGでつくれば、映画もつくれちゃいますもんね。
今回Filmoraをつかってみて結構気に入ったので、私は下のリンクの有料版を購入しました
(無料版の場合、出力した動画にFilmoraのロゴが入ってしまうのです)
blenderでつくったCGと組み合わせて、おもしろい動画つくっていきたいと思うので、完成したらまた記事にします!